Base44は、作りたいアプリを日本語の文章で説明すると、画面とデータの入れ物まで自動で作ってくれるサービスです。2026年8月23日に無料アカウントで小さな管理アプリを作ってみたところ、1回の生成で動く管理画面ができました。使ったのは月25 message creditsのうち1 creditだけです。
コードを書かずに試作品を早く見たい人には、かなり相性がいいと思います。
ただし、今回いちばん注意が必要だったのは公開範囲でした。この試作はPublishを押していない段階でApp VisibilityがPublicと表示されていて、無料プランではPrivateを選べませんでした。Publicは、リンクを知っている人がアプリを開ける設定です。
そのため最初の試作には、公開されても困らないダミーデータだけを入れることをおすすめします。
この記事では、実際にできたもの、日本語での作り方、無料枠の減り方、公開範囲、向き不向き、友達紹介とAffiliate Programの違いを順番に説明します。なお、この記事には個人の友達紹介リンクも、収益が発生するアフィリエイトリンクも入れていません。
1回の生成でここまでできました
作ったのは、架空の「紹介候補管理」アプリです。生成が終わった時点で、件数カード、状態の絞り込み、データ一覧までEditor内に表示されました。

見た目だけのモックではありませんでした。3件のレコードを追加すると、状態別の件数表示もきちんと変わります。

一方で、指示していない値も入っていました。各サービスの状態、報酬種別、確認日は、AIが自動で補ったものです。
この値は事実確認をした結果ではありません。業務用に使うなら、生成されたレコードを一件ずつ直す工程が必要になります。
日本語の指示から完成までの流れ
ログイン後の画面には、作りたいものを文章で説明する入力欄があります。空のプロジェクトを先に組み立てる必要はありません。

今回入力した要件は、日本語の管理画面、状態別の絞り込み、件数表示、サンプル3件です。公開情報だけを使い、外部連携や共有はしないことも文章に含めました。

送信すると、左側に作業内容、右側にプレビューが表示されます。今回の初回生成では、思考中の表示が42秒、操作開始からプレビューが使えるまでがおよそ1分でした。

英語のUIですが、指示そのものは日本語のままで通りました。専門用語を使わなくても、必要な画面と項目を並べて書けば形になります。
最初に入れたデータ
登録したのは、公開情報だけのサンプル3件です。
- サービス名
- 利用状態
- 公式URL
- 報酬種別
- 確認日
氏名、メールアドレス、顧客情報、売上、未公開企画は入れていません。外部サービスとの連携、メール送信、ユーザー招待、決済機能も使っていません。
無料枠はどれだけ減ったか
このアカウントの画面には、月25 message credits、1日5 credits、100 integration creditsと表示されていました。生成前の使用量はすべて0です。

生成後のmessage creditsは24/25でした。初回生成1回で1 creditを使った計算です。integration creditsは100/100のままなので、今回のダミーアプリでは外部連携分を消費していません。

公式ドキュメントでも、無料ワークスペースには月25 message credits、月100 integration credits、1日5 message creditsが付くと説明されています。
ただし「25回アプリを完成させられる」という意味ではありません。同じ修正を何度もAIへ頼めば、その分だけmessage creditsを使います。最初の指示に、必要な画面、項目、禁止事項をまとめて書いておく方が無駄が出ません。
公開範囲とデータの扱い
完成後にOverviewを開くと、App VisibilityはPublicでした。Publishを押していない段階での表示です。

Privateを選ぼうとすると、無料プランでは無効でした。2026年8月23日のアカウント画面には、Starter+が必要と表示されています。

Base44の公式ドキュメントでも、公開範囲はApp Visibilityで管理し、非公開アプリは有料プラン側の機能として案内されています。プラン名や対象機能は変わる可能性があるため、契約前には自分のアカウント画面と公式プラン案内を見比べてください。
なお、これは今回の試作で見えた表示であって、すべてのBase44アプリが自動的に公開されるという意味ではありません。作った直後にOverviewを開き、自分の画面でApp Visibilityを確認するのが確実です。
公開URLがどういう条件で検索エンジンに見つかるのかは、今回確認できていません。有料プランへ変更したときに既存アプリがPrivateへ移せるかどうかも未確認です。分からない部分がある以上、機密情報を入れてから公開範囲を調べる順番は避けた方が安全だと思います。
向いている使い方、避けたい使い方
試しやすいもの
文章で要件を伝えて、動く画面まで早く確認したい人には合います。今回のような小さな管理表なら、コードを書かずに1分ほどで形になりました。
- 公開しても問題のない簡単なチェックリスト
- 個人用の試作画面
- 入力項目と絞り込みを確かめるプロトタイプ
- 有料化する前の操作感確認
ほかの選択肢も考えたいもの
無料のまま顧客情報や社内情報を扱いたい人には向きません。今回の画面ではPrivateを選べなかったためです。
AIが補ったデータをそのまま使う運用にも注意が要ります。入力内容が事実と違えば、見た目が整っていても管理表としては使えません。
決済、メール送信、外部データ接続を含むアプリも、無料の試作より確認項目が増えます。
友達紹介とAffiliate Programは別の制度です
アカウントメニューにはBecome an affiliateとRefer a friendの両方がありました。今回は入口と公式条件を確認しただけで、申請もリンク作成もしていません。

受け取るものが違います。友達紹介はサービス内のcredits、Affiliate Programは現金報酬です。
友達紹介でもらえるcredits
2026年8月27日に再確認した公式Referral Programでは、紹介された新規利用者が登録時に30 creditsを受け取ります。
紹介者は、その利用者が最初のアプリを公開してメッセージを送ると30 credits、有料プランへ変更すると追加で100 creditsを受け取ります。現在の公式ページには、紹介できる人数に上限はないと書かれています。
紹介で受け取ったcreditsは、獲得から40日で失効します。毎月付与されるcreditsとは別に管理されるため、使う時期も先に決めておいたほうが無駄になりません。

ただし公式ページは友達への共有を案内しているだけで、不特定多数向けブログへ個人紹介リンクを載せてよいかは確認できませんでした。そのため、この記事には友達紹介リンクを入れていません。
友達紹介とは別のアフィリエイト制度
2026年8月27日に再確認した公式Affiliateページでは、参加申請が承認されると専用リンクが発行されます。
2026年8月27日時点で、公式日本語ページは有料利用者1人につき100ドルと案内しています。申請先Impactの実際のオファーは2026年8月25日に確認し、ブラジル・ロシア由来は50ドル、それ以外は100ドルで、日本は100ドル側でした。公式ページの最低支払額は300ドル、Cookieの有効期間は30日です。「紹介期間は6か月」とも記載されているため、成果対象となる期間の最終判断は、承認後の管理画面と利用規約で確認します。

この記事には個人紹介リンクやAffiliateリンクを入れず、公式ページへの通常リンクだけにしています。参加承認、日本からの受け取り方法、成果確定、税務書類はいずれも未確認です。
よくある疑問
無料アプリをPrivateにできますか
2026年8月23日に確認した無料アカウントでは、Privateは選択できませんでした。画面にはStarter+が必要と表示されています。
Publishを押さなければ非公開ですか
今回試したときは、Publishを押していない段階でApp VisibilityがPublicでした。機密情報を入れてから公開範囲を確認する順番は避けてください。
無料枠で何回作れますか
今回の初回生成は1 message creditでした。修正内容によって消費量は変わるため、「25回必ず完成させられる」という意味ではありません。
商用アプリも無料で作れますか
Base44の利用規約では、無料アカウントを個人または事業目的で利用できると説明されています。ただし、決済機能、独自ドメイン、非公開アプリなどは別のプラン条件があります。公開前に現在のプラン表と利用規約を確認してください。
公式情報
- Base44のプランとcredits
- Base44の新しいプランとworkspace
- Base44 Quick Start
- Base44利用規約
- Base44 Referral Program
- Base44 Affiliate Program
確認日:2026年8月27日。友達紹介とアフィリエイトの条件は公式ページで再確認しました。Impactのオファーは2026年8月25日、無料枠・生成結果・公開範囲は2026年8月23日のアカウント画面で確認しています。
