2026年8月28日時点での最有力は、TP-Link Deco BE65(BE9300)です。
まず1台。SICだけで十分ならそこで終了。
※本記事の製品ラインアップ・仕様・サービス情報は、2026年8月28日時点で確認した内容をもとにしています。Wi-Fi 7製品は更新が速いため、購入時にはメーカー公式の最新仕様・価格をご確認ください。
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新築マンションのWi-Fiは、最上位ルーターを買えば終わり。
最初は、そう考えていました。
候補にしたのは、BUFFALOのWXR18000BE10P/N、TP-LinkのArcher BE550 Pro、ASUSのRT-BE92Uなど。どれもWi-Fi 7対応の強いルーターです。
購入先を比較する場合は、AmazonでBUFFALO WXR18000BE10P/Nを見る、またはAmazon限定のASUS RT-BE92U(A)/Eを見るから、型番と販売条件を確認できます。
ところが、わが家の配線を確認していくと、もっと重要なことが見えてきました。
ルーターを置く場所が、玄関側のSIC(シューズインクローゼット)なのです。
一方、Wi-Fiを一番快適にしたいのはLDKのソファ周辺。テレビとPS5もリビングにあります。
ここで高価なルーター1台に予算を集中するより、
SICでインターネットを受け、必要ならLDKにもWi-Fiの出どころを作る。
この方が、わが家には合っています。
足りなければ、LDKに同じDeco BE65をもう1台追加して、壁のLAN端子から有線バックホールでつなぐ。
これが現在考えている構成です。
2026年8月28日時点の結論
わが家の条件は次の通りです。
- インターネットは1Gbps
- つなぐネット/Connectixを利用予定
- ONU・ルーターは玄関側SICに設置する構造
- LDKのテレビ付近にLAN端子がある
- Wi-Fiを特に快適にしたいのはソファ周辺
- テレビとPS5は有線でつなぎたい
- iPhone 17、Galaxy Fold7、高性能PCなど新しい端末も使う
- 10Gbps回線は使わない
- 高性能は欲しいが、使わないスペックに大きく払うのは避けたい
この条件での現在の最適解は、
SIC:Deco BE65を親機として1台設置
↓
まずそのまま使ってみる
↓
LDKが弱ければ、Deco BE65をもう1台追加
↓
SIC~LDKは宅内LANで有線バックホール
↓
LDK側Decoにテレビ・PS5を有線接続
です。
Deco BE65の日本向け現行ページは、V2をBE9300 トライバンドメッシュWi-Fi 7システムとして掲載しています。6GHz・5GHz・2.4GHzの3帯域に対応し、2.5Gbps WAN/LANポートを4つ搭載。有線バックホールにも対応しています。
そもそも、なぜ高級ルーター1台ではないのか
今回かなり迷ったのが、BUFFALO WXR18000BE10P/Nのような強力なルーターを1台置く方法です。
こうした上位機なら、安価なルーターより広範囲をカバーできる可能性はあります。
ただ、どれほど高性能でも、設置場所そのものは変わりません。
SICは玄関側。LDKとの間には壁や扉があります。
しかもWi-Fi 7で使える6GHzは高速・低混雑が魅力である反面、リビングから離れた収納内に置いて使うより、利用場所に近い位置から出した方が扱いやすい帯域です。
そこで、
SICから無理に全部飛ばすのではなく、宅内LANを使ってLDKまで通信を運び、そこでWi-Fiを出す
という方向に考え方を変えました。
新築マンションで各部屋にLAN配線があるなら、この設備を使わないのはもったいありません。
Connectixに入れば、ルーター問題まで解決するわけではない
もう一つ、切り分けて考えた方がよかったのがConnectixです。
Connectixは、つなぐネットが提供するマンション向けのオプションで、SD-WAN技術を使って住戸単位で通信を制御し、利用住戸を優先ルートへ接続する仕組みです。
2026年8月28日の公式案内では、通常月額980円(税込)、初月0円。契約期間の縛りや解約金はないと案内されています。一方で、ベストエフォート型なので速度そのものを保証するサービスではありません。
ここはかなり重要です。
Connectixに入っても、
- SICからリビングまでWi-Fiが届きにくい
- テレビ周辺だけ電波が弱い
- 6GHzをリビングで掴めない
といった宅内Wi-Fiの問題が自動的に解消するわけではありません。
回線側はConnectix。
家の中はルーター・メッシュ・LAN配線。
分けて考えた方が分かりやすいです。
逆に、夜間に速度が落ちたとき、SICの親機へPCを有線直結しても遅いなら、Wi-Fiルーターの交換だけでは改善しない可能性があります。
Deco BE65がちょうどよかった

出典:TP-Link公式ダイレクト/Yahoo!ショッピングの商品ページ(2台セット・2026年9月12日確認時は在庫なし)[PR]
Deco BE65を最有力にした最大の理由は、1Gbpsのマンションには十分強いのに、その先の拡張も無理なくできることです。
現行のDeco BE65 V2は、
- Wi-Fi 7
- 6GHz/5GHz/2.4GHzのトライバンド
- 6GHz最大5765Mbps
- 5GHz最大2882Mbps
- 2.4GHz最大688Mbps
- 320MHz
- MLO
- 2.5Gbps WAN/LANポート×4
- Wi-Fi/有線バックホール
- 200台以上の接続を想定
という仕様です。
もちろん、9.3Gbpsという数字が1Gbps回線でそのまま出るわけではありません。
そこを期待して買う製品ではないと思っています。
魅力を感じたのはむしろ、6GHzをLDK側に持ってこられること、2.5GbEポートが4つあること、必要になったら同じDecoを追加できることです。
LDKに2台目を置いた場合でも、
- 1本はSICとの有線バックホール
- テレビ
- PS5
- もう1台の有線機器
という使い方がしやすい。
別途スイッチングハブを買わなくても済む可能性があります。
しかも白い筐体なので、黒いルーターよりリビングに置きやすいのも、私にはかなり重要でした。
最新のDeco BE68ではなく、あえてBE65
2026年には、さらに上位のDeco BE68も登場しています。
BE68はBE14000クラス。6GHz 8647Mbps、5GHz 4324Mbps、さらに10Gbps WAN/LANポートまで持っています。2026年1月29日発売の新しい上位機です。
スペックだけ見ればBE68の方が上です。
それでも、わが家ではBE65を先に選びます。
理由はシンプルです。
回線が1Gbpsだからです。
10Gbpsのインターネットを使わない環境で、10GbEを優先して価格を上げる必要性は高くありません。
しかもLDKでは、10Gポート1個よりも2.5Gポートが4個あるBE65の方が、テレビやPS5などをつなぐ用途には都合がよい。
最新機種が、その家の最適機種とは限りません。
2026年8月28日時点では、1Gbps回線・宅内LANあり・Decoを2台まで増設する可能性あり、という条件なら、BE65の方がバランスよく見えています。
Archer BE550 Proもかなり迷った
Decoに決める前の本命は、Archer BE550 Proでした。
こちらもWi-Fi 7トライバンドで、最大9.7Gbps、10Gポート、MLO、6GHz対応。2026年7月公開の最新ファームウェアでは、EasyMeshの安定性改善やIPv6接続安定性向上などが行われています。
製品単体としてはかなり魅力があります。
当初は、
SIC:Archer BE550 Pro
LDK:Archer BE550をAPモード
まで考えました。
性能面だけなら今でも十分ありです。
それでもDecoへ寄せたのは、将来2台にしたときに、親機・子機をDecoシリーズで統一して管理したかったから。
LDKに置く機器は、性能だけでなく見た目も気になります。
黒いルーターを2台置くより、白いDecoを必要な場所に増やす方が、今回は暮らしに合いました。
TP-Linkのセキュリティは気にしなくていいのか
TP-Linkについて調べると、脆弱性や米国での規制議論に関する情報も出てきます。
ここを無視して選ぶつもりはありません。
一方で、Deco BE65の日本向けサポートを見ると、2026年5月にもファームウェア更新が行われ、DoH/DoT追加、HomeShield最適化、ローミング改善、システム安定性向上、不具合修正などが継続されています。
これだけで製品の安全性を断定できるわけではありませんが、少なくとも現在も更新が続いていることは確認できます。
なお、HomeShieldには注意があります。
Deco BE65の公式仕様では、IPv6 IPoE接続時とブリッジ(AP)モード時にはHomeShieldを利用できないと明記されています。また、高度なHomeShield機能の一部には有料サブスクリプションが必要です。
そのため私は、HomeShieldを目当てにDecoを選ぶつもりはありません。
新居の実際の接続方式については、導入時に改めて確認します。
現在のChromecast不調も、ルーターだけが原因とは限らない
Wi-Fiを今回しっかり考えた理由の一つが、手元のHisenseテレビにつないでいるChromecastです。
数日使っているとWi-Fi接続が切れ、再接続が必要になることがあります。
ただし、現時点で原因は特定できていません。
ルーターなのか、Chromecastなのか、テレビ側のUSB給電や省電力設定なのか。
ここを切り分けないまま、ルーターが悪いとは書けません。
新居のDeco導入後も同じ症状が出るかは、むしろ一つの確認材料になりそうです。
まず1台だけ買う。それで足りなければ2台目

出典:TP-Link公式ダイレクト/Yahoo!ショッピングの商品ページ(2台セット・2026年9月12日確認時は在庫なし)[PR]
メッシュWi-Fiなら、最初から2台買った方がよい。
そういう考え方もあります。
でも、わが家はまずDeco BE65を1台で始める予定です。
SICに置いて、実際にソファで使う。
それで十分なら2台目は買いません。
問題がある場合だけ、LDKのテレビ横に2台目を追加します。
家にはすでにLDKまでLAN配線があります。
だから2台目を買ったとしても、無線で中継する必要はありません。
壁LAN → Deco BE65 → Wi-Fi
とできる。
これなら、追加購入に明確な意味があります。
入居後に確認したいのは「最大速度」よりこの4つ
導入したら、速かった・遅かっただけで終わらせず、次を測る予定です。
- SICで親機へ有線直結した速度
- LDKの壁LAN端子へ有線接続した速度
- ソファ付近の5GHz/6GHzの速度と安定性
- 昼間と22~24時台の差
Connectixについても、加入前後で同じ条件で測れれば比較できます。
有線は速いのにソファのWi-Fiだけ遅ければ宅内Wi-Fiの問題。
有線そのものが夜だけ遅いなら、ルーター以外を疑う。
この切り分けまでやって初めて、Deco BE65を選んだ判断がよかったか評価できます。
2026年8月28日時点では、これがわが家の最適解
Wi-Fi 7製品を調べていると、数字はどんどん大きくなります。
BE9300。BE14000。BE22000。10GbE。12ストリーム。
見ていると上位機が欲しくなります。
でも、わが家のインターネットは1Gbpsです。
そして、リビングまでLANケーブルが来ています。
だったら、10Gルーター1台に予算を集中するより、
Deco BE65をまず1台。
足りなければLDKへもう1台。
2台は有線でつなぐ。
テレビとPS5も有線にする。
この方が、使うところにきちんとお金をかけられます。
2026年8月28日時点で、これが私の最有力案です。
次は実際に設置して、昼と夜、SICとソファで数字を測ります。
そこで1台で終わるのか、2台目が必要になるのか。
結果が出たら、この記事にも実測値を追記します。
